忘れてはならないのは新居を契約後、今現在の住居を解約する場合、不動産会社(大家さん)へ申し出ることです。

これは遅くても退去する1か月以上前には伝えるようにしましょう。

申し出が1か月未満の場合、賃料が発生する場合もあるので気を付けたいところです。

離婚することが決まり、双方とも退去することがあらかじめ分かっている場合は早めに相談すると良いでしょう。

さて「安心して住める住居」が見つかりましたか?離婚と引っ越しの準備を進める

もちろん現在住んでいる住居にそのまま住むのも良し、賃貸住宅、公営住宅等いろんなカタチがあります。

自分の生活のしやすさ、安心、仕事、子ども等考慮にいれて考えましょう。

その上で出した結論ならばそれが正解です。

もし気持ちに余裕があるならば、周りの生活環境、特に学校に近いほうが便利ですね。

将来的に考えてお子さんが小学生となり登下校する時何かと安心です。

新居が決まると不動産会社(大家さん)と契約し引っ越し業者の選定・決定です。

でも引っ越しについて費用をあまりかけたくないですよね?

頼れる人には存分に頼りましょう。

困っているあなたに誰もが協力してくれるはずです。

しかし現実ではそこまで人に頼るのはなかなか難しいものです。

引っ越しの費用については、業者・時期によってかなり金額が違ってくるようなので、遠方へ引っ越しを考えている方はじっくり吟味を。

引っ越し~作業編~

引っ越しのメインである作業にとりかかりましょう。

新居が決まったあなたは、まず不動産会社(大家さん)に退去予定日を告げ、今住んでいる住居を見まわすでしょう。

夫婦二人暮らしの方でも結構荷物がありますよね?

その中から不必要なもの(配偶者へ・処分または実家へ)と必要なもの(新居へ)を分ける必要があります。

もう離婚することが決まっているわけですから、不必要なものは処分等実行に移すか、配偶者へ任せましょう。

リサイクルショップで売ることもできます。

今は使わないものは梱包して新居の契約を終えたら、引っ越しの日時を決め業者も決めてしまいましょう。

引っ越し~役所編~引っ越し~手続き編~

*主要なもののみ明記しています。

姓の変更も伴う場合がありますから、何度も引越し前の役所に行きたくないですよね。

提出漏れのないようにやってしまいましょう

・旧住居(退去する場合)…退去・電気・ガス・水道・電話等の解約、郵便物の転居届
(配偶者に任せっきりにしないで退去の同意を得たら進めていきましょう)
・新住居…契約・電気・ガス・水道・電話等の新規開設
・転出届を提出して転出証明書をもらい14日以内に転入届を提出
・国民健康保険(国民年金)
・携帯電話
・クレジットカード
・免許証
・車庫証明・自動車保険・自動車名義
・パスポート・預貯金名義・生命保険
・各種医療(子ども・ひとり親)
・手当(児童手当・児童扶養手当)・保育園・学校の手続き
*保育園は定員によってはすぐに入園できない場合もありますので事前に必ず確認。