山口市は、豊富な緑や清澄な水を有する自然に満ちた都市となっており、大内氏時代や明治維新関連の歴史や文化資源が今に残されています。

湯田温泉などを含めて、観光地としての魅力も備えた都市となりました。

面積が1023.23平方キロメートル(県内最大)の山口市は、県のほぼ中央に位置し、南は瀬戸内海に面し、東は防府市、周南市、西は美祢市、宇部市、北は萩市、さらに島根県津和野町、吉賀町に接しています。市街の中心部の緯度・経度は、東経131度28分、北緯34度10分になります。

北部の山地から、山口地域は椹野川が、徳地地域は佐波川が、盆地、南部の臨海平野を経て瀬戸内海に流れ込んでおり、阿東地域は阿武川が「名勝長門峡」を経て、萩市より日本海へと流れています。

また、広域交通網が東西南北に走り、県内の主要な都市に1時間以内で移動できるとともに、高速自動車道や山陽新幹線、山口宇部空港といった高速交通網との接続の便もよく、広域交流の拠点としての優位性を有しています。

山口市は昭和4年に当時の吉敷村と合併して市制を施行、昭和16年には宮野村と、同19年には小郡町、阿知須町、平川村、大歳村、陶村、名田島村、秋穂二島村、嘉川村、佐山村と合併しました。

しかし、22年に阿知須町、24年に小郡町が分離。昭和31年に鋳銭司村、昭和38年に大内町(仁保、小鯖、大内)と合併しました。

小郡町は、明治34年に、秋穂町・阿知須町は、昭和15年に町制を施行。徳地町は昭和30年に出雲、八坂、柚野、島地、串の5ヶ村を合併し町制を施行し、阿東町は同年に篠生、生雲、地福、徳佐、嘉年の5ヶ村を合併し町制を施行しました。

平成17年10月に山口市、小郡町、秋穂町、阿知須町、徳地町の1市4町が合併、平成22年1月に阿東町と合併し、県内最大の市域を有するまちになっています。

また「貴婦人」の愛称で親しまれる「C571」、SL「やまぐち」号は、 山口県の玄関口でもある新山口駅(最新の新幹線N700系の停車駅でもある)から出発しています。ひと味ちがうロマン溢れる旅も味わうことができます。

そんな山口市のアクセスですが、市役所本庁の所在地を掲載しておきましょう。

◎山口市役所…〒753-8650 山口市亀山町2丁目1番
・JRの場合、山口線「山口」駅下車 徒歩約15分
・バスを利用の場合、「市役所前」バス停下車 徒歩約5分
(防長バス・山口市コミュニティバス)
「美術館前」バス停 下車 徒歩約5分 (JRバス・防長バス) 

 なお、いずれの場所も車で行くことは可能ですがここでは簡略化していますのでご了承ください。